【カンボジア】4時半起きで巡るアンコール遺跡群 その2
アンコール・ワットとプノン・バケンについて記した前回の記事はこちら→https://wprefrom.hatenablog.com/entry/2019/12/12/011505。
・11/11 シェムリアップ(続き)
地図は前記事と同じものです。
30〜40分ほどでさらっとプノン・バケンを見た後は再度トゥクトゥクに乗ってアンコール・トム(Angkor Thom)へ向かいました。アンコール遺跡といえばワットが最も有名ですが、最大なのがこのトムとなっています。
アンコール・トム南大門。トムは1辺が3kmほどもある大きさのため、ワットとは違って車やトゥクトゥクのまま堀の中まで入っていきます。
門を通ってしばらく林道のようなところを走ると見えてくるのがアンコール・トムの中でも代表的なスポットであるバイヨン寺院。このアングルで見るとそこまで大きそうには見えないですが、不思議と中に入ると外から見るよりかなり広いです。
大きな顔の像が非常に数多く形作られています。
壁面にも。
獅子でしょうか、狛犬みたいな像も立っています。
バイヨン寺院とは別にアンコール・トム内にあるバプーオン(Baphuon)という寺院です。
象のテラス。
アンコール・トムは広いのでまだまだ色々なスポットがあるようでしたが、ここで移動して昼食を取りました。タ・ケウと呼ばれる下の写真の寺院の前にレストランがあります。
タ・ケウ(Ta Keo)。10世紀に着工されたものの、未完成のまま現在に至っています。時間の都合などもあるので、今回は前で写真を撮っただけに留めました。
タ・ケウの正面にあるレストランです。
ベトナムの春巻きとタイのスープカレーを持ってきたような感じ。
前の記事でアンコール・ワットのトイレよりもタ・ケウ近くのトイレの方が綺麗と書きましたが、こんな感じです。中もちゃんと清潔でしたし、普通に流せました。しかもアンコール遺跡のチケットを提示すれば無料。
さて、トイレの話はこれくらいにして続いて訪れたのがタ・プローム(Ta Prohm)。ここでは寺院の至る所にガジュマルの木が絡みついている神秘的な光景を目の当たりにすることが出来ます。「ラピュタっぽい」と言うと凄く月並みな表現ですが、雰囲気としてはまさにあの感じ。
血管のように絡まる木。
ちなみに入ってから気付いたのですがタ・プローム境内の正規順路の表示は東側から入る前提になっています。我々は上の地図に示したようにアンコール・トムやタ・ケウの方面から来て西側から入ったため人の流れと逆行することになり少し通りにくい場所がありました。ただ、西側にも係員がいて何事もなく入場できたわけなので、内部の表示がそうなってるとはいえ特にどっちから入るのかは問題ではないようでした。
そもそもカンボジア旅行を企画したのが漠然と「アンコール・ワット行こうぜ、まあトムもついでに見るかな」くらいだったので、早朝から起き出してその両者どころかプノン・バケンに登りタ・プロームも抜けてきたこの時点では既にかなりの満足感と疲労感を感じているところでしたが、ここでトゥクトゥクドライバーが「まだもう少し見たいならルート的にバンテアイ・クデイは行ってあげれるけど、どうする?」と提案してくださったので「折角の機会や!」ともう一箇所頑張ることに。
というわけで真のラストダンジョン、バンテアイ・クデイ(Banteay Kdei)の入り口がこちら。
「踊り子のテラス」。その名の通り、柱には踊り子のレリーフが彫られています。
バンテアイ・クデイを西側から東側へ抜け、そのすぐそばにある広大な四角い人工池「スラ・スラン」(Srah Srang)で写真を少々。
この後はトゥクトゥクでホテルに戻り、夜まで仮眠を取りました。その後「パブ・ストリート」と呼ばれる繁華街に向かったのですが、そのことについては次の記事でトンレサップ湖と合わせて書きたいと思います。